宿泊型自立訓練とは?グループホームとの違いは「期限があること」

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グループホームを探していると、相談の場で「まずは宿泊型自立訓練から」と勧められることがあります。

ここで、必ず確認していただきたいことがあります。

宿泊型自立訓練は、住まいではありません。期間の定めがある「訓練」のサービスです。

この違いを知らずに入ると、期限が来たときに行き先がなくて慌てることになります。このページでは、そのしくみと、使うべき場面を整理します。

利用の要件や期間の取り扱いは市区町村によって運用が異なり、年度ごとに改定されます。ご本人が利用できるかどうかは、必ずお住まいの市区町村の障がい福祉担当窓口、または担当の相談支援専門員にご確認ください。

宿泊型自立訓練とは

施設に宿泊しながら、家事・金銭管理・規則的な生活リズムなど、暮らしていくための力を身につける訓練を受けるサービスです。

日中は仕事や日中活動に出て、夜は施設に戻って生活する——という形が基本になります。

グループホームとの決定的な違い

共同生活援助
(グループホーム)
生活の場。期限はない。そこで暮らし続けられる
宿泊型自立訓練 訓練の場。期間に定めがある。いずれ出ることが前提

期間は原則1年とされ、必要と認められた場合に延長されることがあります。取り扱いは市区町村によって異なります。

つまり「入れたから安心」ではありません。入った時点から、次の行き先を考えはじめる必要があります。

どんな場面で使うのか

目的がはっきりしている場合には、とても有効なサービスです。

生活リズムを立て直したい 昼夜が逆転している、食事や服薬が不規則、といった状態を整える
家事の力をつけたい 調理・洗濯・掃除・買い物を、支援を受けながら実際にやってみる
ひとり暮らしの前段階として いきなりアパートではなく、支援がある環境で練習する
家庭の状況を一度リセットしたい ご家族との関係が行き詰まっているときに、距離を取りながら次を考える

精神障害のある方の利用が比較的多いサービスですが、対象が限られているわけではありません。

入る前に必ず確認すること

ここが実務上の核心です。次の3点は、契約前に必ず聞いてください。

そして担当の相談支援専門員に、必ず期限のことを共有しておいてください。期限が来る前から、次の候補(グループホームなど)を並行して探しておく必要があります。

グループホームと、どちらを選ぶか

迷ったときの考え方は、シンプルです。

「暮らす場所」が要るなら グループホーム。期限がなく、生活の場として続けられます
「練習する期間」が要るなら 宿泊型自立訓練。目的と出口を決めて使う

グループホームでも、日々の生活の中で家事や金銭管理の力はついていきます。「訓練してからでないとグループホームに入れない」というものではありません。

グループホームの入居条件については 障害者グループホームの入居条件|断られるのはどんなときか をご覧ください。

似た名前のサービスが多いので注意

この分野は名前が紛らわしく、取り違えが起こりやすいところです。

一覧での比較は 共同生活援助とは?グループホームとの違いと、似た名前のサービスの見分け方 にまとめています。

提案されたときは、必ず正式名称を確認してください。「グループホームみたいなところ」という説明だけで判断しないことです。

まとめ

次に読む
・サービスの違いの一覧は 共同生活援助とは?グループホームとの違いと、似た名前のサービスの見分け方
・入居条件は 障害者グループホームの入居条件|断られるのはどんなときか
・ひとり暮らしへの移行は 自立生活援助とは?グループホームの「次」を支えるしくみ

お住まいの地域にどんなホームがあるかは、全国の障害者グループホーム一覧から市区町村ごとに探せます。

利用できるサービスや期間の取り扱いは市区町村によって異なります。お住まいの市区町村の障がい福祉担当窓口、または担当の相談支援専門員にご相談ください。

お住まいのエリアのグループホームを探してみませんか。行政の公開データをもとに、エリア内の事業所を掲載しています。

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